みなさんこんにちはー
たまたま仕事で遊園地を通る機会があり久しぶりに思い出してしまいました。
今日は書くことがなかったので高校生の時の思い出のワンシーンをブログに書きたいと思います。
あの日からジェットコースターに乗らなくなったんだよなー
あれは高校生の時でした・・・
毎年恒例の遠足がありまして、その遠足というのが生徒が行きたいところを決めて決まったらそのクラスごとにそこに遠足に行くという形式の遠足でした。そして我がクラスは遊園地に行くということになりました。結構定番の場所なせいもありあと4クラスくらい?もそこの遊園地に行くということになっていました。
そんなこんなで遠足当日になり、遊園地に到着し早速私は友達5人と色々な乗り物に乗ろうと園内に飛び出していきました。私は当時は絶叫系の乗り物は全然平気でしたし、お化け屋敷も平気でしたので遊園地を満喫していました。
そこの遊園地にはジェットコースターが3台あり、私たちは一番怖そうなジェットコースターを1番最後のメインに取っておくような順番で乗り物を回っていました。
そして、ついにメインのジェットコースターの前に到着。
ドキドキしながら列に並び始めました。我々は5人という奇数で園内を回っていたため、いつも誰かが1人で乗るか、知らない人との相席みたいな感じになっていました。ここのジェットコースターでは私がちょうどその順番にあたり知らない人と乗るはめになりそうだったのですが、ちょうどそこに隣のクラスの担任の先生がいたおかげで私は知らない人と座ることを回避することができました。
先生「お、大寒一緒に乗るかー」
大寒「先生、是非一緒に乗りましょう」
先生「大寒はこういう絶叫系怖くないのか?」
大寒「はい。怖くないです。全く平気ですよー 先生は?」
先生「俺は久しぶりだからー何とも言えんなー」
私は「ラッキー、知らない人とのジェットコースタにならなくて良かったー」と安堵していました。
そう、この時までは・・・
いざ、先生とそのジェットコースターに乗り込みました。
アナウンス「上部にある安全装置を下におろし、腰にあるベルトをしっかりとお締めください」
このジェットコースターは2つ安全装置があるタイプかぁ
上のを降ろして、下のベルトを・・・
あれ?下のベルトがー あれ?どこだ?
先生「大寒、危ないからベルトしっかり締めろよー」
大寒「あ、はい」
いやそれどころじゃない。ベルトが見当たらない。片側、受け(メス)の部分は見つけれたけど差し込む方(オス)のベルトがない。早く見つけないと
???
え?もしかして・・・
先生が俺のベルト踏んでるーーー
HUNDERUーーー
先生のお尻の下に私のベルがあったのです。どうしよう。「先生、俺のベルト踏んでます」はなんか言いにくい。なんか指摘してるみたいでダメだ、でも時間がない。なんて言おう。考えろ大寒。考えるんだー
!!!
大寒「先生、俺ベルトないんですよねー」
キター、先生の自尊心も傷つけることもない完璧なフレーズ。この時間の無いなかよく絞り出したー
天才かー、自分天才かー
先生「大寒、それは乗る前にも聞いたぞ」
・・・・・・
・・・・・
・・・・
(゚Д゚)ハァ?
え?乗る前に?ベルトないって・・・
言うかー、そんなこと。預言者かー
え?先生しっかりして。もしかして聞き間違ってるの?乗る前に話したことって・・・
絶叫系が怖いかどうかくらいしか話してないよ先生
え?もしかし、「先生、俺怖くないんですよねー」と言ったと思ってるの先生?
そんなわけないじゃん。
どこの世界にジェットコースターの出発前に改まって怖くないって宣言する生徒がいるんですかー
しかも先生の担当教科って国語ですよね?
しっかりしてくださいよ先生。このままだと生徒が一人死ぬかもしれないんですよー
終わったー、つんだー、もうダメだー
遊園地の従業員 「よし!」
!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
天使降臨 ଘ(੭ˊ꒳ˋ)੭*.°♡
2列前
遊園地の従業員 「よし!」
そうだよね。普通最後チェックするよねー
前列
遊園地従業員 「よし!」
よかったー 助かったー
・・・・・・・・
・・・・・・・
遊園地の従業員 「YOSHI!」
(゚Д゚)ハァ?
「よし!」じゃないだろー なんの「よし!」だよ。なにに「よし!」だよ。
え?なんなの?2人グルなの?誰かに頼まれてるの?
誰か助けて!お願いします!この2人殺されます!助けてください!
アナウンス「それでは出発しまーす」
そのままジェットコースターは出発しました。
私は座席の下から滑り落ちないように必死につかまりなんとか事なきを得ました。
それ以来私はジェットコースターに乗ることはありませんでした。
みなさんもジェットコースターに乗る際は隣の人と安全をチェックしに来る係りの人には気を付けてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。